ベニテスの起用法にサポーターから批判! 最悪のスタメンと、ベストプレイヤーを下げた交代策

リーグ制覇は無理と答えるサポーターは76%にのぼる

21日のクラシコを0-4で落としたレアル・マドリードは、早くもサポーターからリーグ制覇は不可能との声が聞こえてきている。スペイン『マルカ』によると、バルセロナとの勝ち点差6をひっくり返せないと考えているレアルサポーターは76%にものぼり、今回のクラシコだけでリーグ戦の決着はついたとの意見が多い。

しかも今回のクラシコでは指揮官ラファエル・ベニテスの判断ミスが目立った。超攻撃的なスタメンでこの一戦に臨んだものの、サポーターの65%が人選に問題があったと指摘しており、豪華すぎるラインアップにほとんどの者が満足していない。

何より面白いのは、ベルナベウの熱狂的なサポーターがクリスティアーノ・ロナウド、ガレス・ベイル、カリム・ベンゼマの3人を最悪のパフォーマンスだったと斬り捨てていることだ。敗因はこの3人と右サイドバックのダニーロにあると答えている者が多く、まだマシなパフォーマンスだったと思う選手にトニ・クロース、ルカ・モドリッチ、マルセロ、ケイロル・ナバス、ハメス・ロドリゲス、そして途中出場でピッチに入ったダニ・カルバハルを挙げている。
しかしベニテスはハメスとマルセロを途中で下げ、BBCは最後までピッチに残している。交代を命じるのは指揮官に与えられた権限だが、サポーターが納得していた2枚を下げ、全く使えなかったBBCを残してしまった。何度か良いプレイを見せたカルバハルを先発で起用してほしかったとの声もある。

今回のスコアはバルサの強さを思い知らされたというより、レアル側にミスがあったとの認識が強い。もちろんバルサは強かったが、まともな采配をしていれば失点をもう少し抑えられたはずだ。ベニテスにとって今回のクラシコは優勝争いから1歩後退しただけでなく、サポーターからの信頼を失ってしまう一戦となった。

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