「浦和以上に愛せるチームはない」 浦和レッズ鈴木啓太、惜しまれつつも現役引退へ

16年間のキャリアに終止符

22日、明治安田生命J1リーグ2ndステージの最終節となる第17節が行われ、浦和レッズはヴィッセル神戸と対戦し、5-2のスコアで勝利を収めた。試合後、鈴木啓太の退団セレモニーが行われ、浦和レッズで過ごした日々を振り返った。

「この真っ赤に染まるスタジアムを離れるときが来てしまったことは、とても寂しいです。でも、この場所でリーグチャンピオンを獲り、シャーレを掲げ、アジアの頂点をつかみ、人生で最も情熱にあふれた時間をみんなと過ごすことができて最高に幸せでした」

そして、今シーズンをもって引退することを発表した。
「僕の心には、浦和以上に愛せるチームがありません。だから僕はプロサッカー選手として浦和の男で始まり、浦和の男で終わります。サッカー少年がプロサッカー選手として成功することを夢見て静岡から出て来ましたが、いつからか『お前は浦和の男だ』『俺たちの鈴木啓太だ』と認めてもらえたことが本当にうれしかったです。誇らしかったです。16年間、本当に大きな声援、大きな愛情をありがとうございました」

鈴木啓太は東海大翔洋高校卒業後、2000年に浦和レッズに加入。浦和一筋で16シーズンを過ごす。アテネオリンピックを目指すU-23日本代表の世代だが、最終予選では招集されていたものの、本大会には選出されなかった。2006年、イビチャ・オシムが日本代表監督を務めていた際にA代表に招集されて活躍。J1年間優勝を果たした2006年、アジアチャンピオンズリーグ制した2007年にはJリーグベストイレブンを受賞している。

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