“頭”だけでなく“口”でもCL優勝に貢献していた!? ドログバ過去を明かす

「君がどこに蹴ろうとしているかわかっている」

2012-13シーズンのチャンピオンズリーグ決勝、ミュンヘンで行われたバイエルン対チェルシーの試合は“アウェイ”のチェルシーがPK戦の末に勝利し、優勝を飾った。その時の秘話をモントリオール・インパクトFWディディエ・ドログバが明かしている。

同試合のターニングポイントとなった延長前半、バイエルンのPKによるチャンスについてドログバは独紙『ビルト』に語った。「僕はロッベンをいらいらさせたんだ」と、キッカーであるロッベンを挑発していたことを認めた。さらに、「アリエン、君はチェルシーの選手だった。君には決められない。絶対にね。君がどこに蹴ろうとしているかわかっているよ」と喋りかけ、元チームメイトだったロッベンを動揺させようとしていたようだ。

その結果、ロッベンはPKを失敗。ドログバは「明らかに僕の言葉が効いていた。普段蹴っているよりシュートは弱く、チェフにセーブされた」と、自らの“口”が優勝に貢献したことを話した。あの夜、ドログバが語りかけていなければ、ビッグイヤーを掲げていたのはバイエルンだったのかもしれない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ