鹿島ユース、ACT制覇! 国際タイトルを獲得

熊谷監督のもと、2年連続タイトルを獲得した

18日、アジア・チャンピオンズ・トロフィーU-18・2015(以下ACT)の決勝戦2ndレグが行われ、鹿島アントラーズユースと、同大会ホストチームであるフレンツ・ユナイテッドの試合がマレーシアのハントゥアスタジアムで行われた。

12日に開催された1stレグでは鹿島ユースがホームで3-0の勝利。大きなアドバンテージを持って、マレーシアでの2ndレグに臨むことになった。

試合は鹿島ユースが先制に成功する。21分、左サイドからのフリーキックをトップ昇格が決まっているMF平戸太貴が蹴ると、DF町田浩樹が高い打点でヘディングシュートを放つ。これがネットに突き刺さり、トップ昇格が決まっている町田の2試合連続ゴールで鹿島ユースが試合を動かした。
アウェイゴールを決め、俄然優位となった鹿島だが、ホームのフレンツが反撃に出る。この試合、鹿島MF千葉健太の激しいマークにより、思うようなプレイができていなかったフレンツ注目のMFロナウドが、34分に魅せる。千葉のマークを外すと、ドリブルでボックス内に持ち込み中に折り返す。このボールにMFマウラナが合わせ、フレンツが同点に追いついた。試合は1-1の同点で前半を終えた。

後半に入ると勝利には4得点が必要なフレンツが攻勢に出る。しかしフレンツ怒涛の攻撃を、町田を中心としたディフェンス陣が必死に弾き返す続けると、鹿島ユースにチャンスが訪れる。61分、MF色摩雄貴が右サイドを突破し、中にボールを入れると待っていたのは、トップ昇格が決まっているFW垣田裕暉。フリーになっていた垣田が流し込もうとするもボールはゴール左に外れ、ゴールならず。絶好のチャンスを逃してしまう。

チャンスを逃した鹿島ユースは、その後も押し込まれる展開が続くが、最後まで走り切った鹿島ユースがゴールを許さず、1-1のまま試合終了。2戦合計4-1で勝利した鹿島ユースが国際タイトルを獲得した。

鹿島ユースはACTと並行して高円宮杯U-18プレミアリーグも戦っており、プレミアリーグでは3試合を残して、首位と2ポイント差で2位につけている。次節は22日、柏レイソルユースと対戦する。

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