走りまくる驚異のトッテナム! トップ4に推す声強まる

相手よりも5~6Km多く走るのは当たり前

今季のトップ4にトッテナムを推す声が強まっている。

ユルゲン・クロップのプレミアリーグ到着でハードワークに注目が集まっているが、彼ら以上にハードワークをしているのがトッテナムだ。英『スカイ・スポーツ』によると、トッテナムは開幕からの12試合でリーグトップとなる289回ものタックルを決めており、前線から最終ラインまでとにかく走り続けている。

もちろん走行距離も驚異の記録を残している。トッテナムはここまでの12試合で、プレミアリーグの他クラブよりも合計54.5Kmも多く走っている。対戦相手と最も差がついたのが9月26日のマンチェスター・シティ戦だ。それまで堅守を築いていたマンC相手に4得点を奪って快勝した一戦からは、今季のトッテナムの好調具合が見て取れる。この試合ではマンCよりも10Kmも多く走っており、走ることで強豪に自由を与えなかった。
惜しくも1-1で終わった前節のアーセナル戦でも6.8Km多く走っており、同点ゴールを決められるまでは試合を支配していた。このアグレッシブすぎるスタイルはイングランド中の注目を集めており、同メディアで解説を務めるガリー・ネビル氏もトップ4に入る可能性があると期待している。

問題は、これが終盤まで続くかどうかだ。走りすぎたチームが終盤にガス欠を起こすのはよくある話で、いつまでもこのペースが続くはずはない。前節のアーセナル戦からインターナショナルウィークを挟んで休養を取れたものの、ここから年末までの37日間で9試合をこなすハードスケジュールが待っている。幸いWBA、ニューカッスル、ノリッジ・シティ、ワトフォードと格下が続いているものの、好調の要因であるハードワークをハードスケジュールの中でもこなせるかを試す期間となるだろう。

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