これが決定版か!? 欧州クラブ勝率ランキングTOP10

創設以来からの勝率を英メディアが紹介

ここ数年だけを見れば、バイエルンやバルセロナ、レアル・マドリードといったクラブが圧倒的な強さを誇っている。しかし時代と共にチームも変わっていくため、どこが最強かを決めるのは難しい。そんな中、英『スカイ・スポーツ』はイングランド、スペイン、ポルトガル、ドイツ、イタリア、オランダの6リーグで最も高い勝率を誇るクラブをランキングで紹介している。

この勝率はそれぞれのリーグがスタートした頃から計算されており、イングランドの場合はフットボールリーグがスタートした1888年から、イタリア・セリエAはセリエBが創設されて昇格・降格システムが完成した1929年から、ドイツは1963年、オランダは1956年、スペインは1929年、ポルトガルは1963年からの国内リーグでの勝率を計算している。

10位:ユヴェントス 2786戦 1496勝(53.69%)
9位:フェイエノールト 2005戦 1132勝(56.45%)

8位:バルセロナ 2700戦 1536勝(56.88%)

7位:バイエルン 1715戦 1001勝(58.36%)

6位:レアル・マドリード 2700戦 1599勝(59.22%)

5位:PSV 2005戦 1209勝(60.29%)

4位:スポルティング・リスボン 2275戦 1398勝(61.45%)

3位:アヤックス 2005戦 1321勝(65.88%)

2位:FCポルト 2274戦 1500勝(65.96%)

1位:ベンフィカ 2274戦 1541勝(67.76%)

勝率ランキングであると同時に、それぞれのリーグの戦力図を表す形となった。やはりスペインはレアルとバルサ、ドイツはバイエルン、ポルトガルとオランダは優勝を争い続ける上位3クラブが力を持つ独裁体制となっている。そのため、競争率の高いイングランドはどのクラブもトップ10には入っていない。

試合数によって変わってくるが、1位~5位がポルトガルとオランダで占められているのも特徴で、長期にわたって安定した強さを見せてきた。ただし、最多勝で見るとレアルが1位、それに続くのがベンフィカ、バルサとなってくる。レアルとバルサの勝ち数が63しか変わらないのも、両チームのライバル関係を表している 。これこそクラシコが盛り上がる要因なのだろう。

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