浦和のレジェンド鈴木啓太、最終戦後に退団セレモニー実施

16年間、浦和レッズでプレイした

浦和レッズは16日、今季限りでの退団を発表しているMF鈴木啓太の退団セレモニーを、22日に行われるJ1リーグ最終節ヴィッセル神戸戦後に実施すると発表した。

鈴木は高校卒業後、2000年に浦和に加入。翌年にはJリーグデビューを果たし、レギュラーに定着。浦和一筋で公式戦465試合に出場し、16得点を挙げた。日本代表としても27試合に出場しており、2006年と2007年には、Jリーグベストイレブンを受賞した。

10月20日に鈴木は、自身の公式ブログで「昨シーズン終盤からフィジカル面で不安のある中プレイしてきましたが、自身の最高のコンディションでなければ、トップを争っていくこの浦和REDSでプレイすることは簡単ではなく、今のままの自分では力になれないということを、クラブ、監督と時間をかけ慎重に話し合ってきました」と語り掛け、今季限りでの退団を発表した。
浦和は現在、年間順位2位。最終節も勝利すれば優勝の可能性は大いにあるだろう。しかし、浦和はJリーグ最終節と相性が良くなく、過去8年で1勝7敗と勝利を逃し続けてきた。鈴木は退団を発表した公式ブログの最後に「今、もっとも大切なことは、浦和レッズが2015シーズンのチャンピオンになるということ。チームも私もそのことに集中しています。最高の瞬間を分かち合えるよう、最後まで共に戦いましょう!」とメッセージを綴った。今年の最終節こそは、年間優勝のためにも、鈴木啓太のためにも、絶対に負けられない戦いになる。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:国内サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ