ルーニーを代表の前線から外せ! 代表最多得点の男にFW失格の声

ケイン、バーディらに枠を空けるべき

マンチェスター・ユナイテッドFWウェイン・ルーニーは、イングランド代表でもセンターフォワードのポジションを奪われようとしている。

今季のルーニーはマンUで思うように得点を奪えず、若手のアントニー・マルシャルに1トップの座を譲ることが多くなっている。イングランド代表では最多得点記録を持つ伝説のストライカーという扱いだが、英紙『デイリー・ミラー』はルーニーをFWの位置から外すべきだと主張している。

今のイングランド代表にはトッテナムのハリー・ケイン、レスター・シティのジェイミー・バーディと一線級のストライカーが揃う。さらにEURO本大会までにアーセナルのダニー・ウェルベック、テオ・ウォルコット、リヴァプールのダニエル・スタリッジが戻ってくれば、世界屈指のストライカー集団となる。この陣容を見るとクラブで得点を量産していないルーニーを最前線で起用する意味がなく、中盤でゲームメイクに関わるべきだろう。
今のイングランド代表の中盤にはジェイムズ・ミルナー、ファビアン・デルフ、アダム・ララーナ、若いデル・アリらが揃うが、ゲームメイクを得意とする選手が少ない。しかも13日のスペイン代表戦でマイケル・キャリックが右の足首を負傷し、数少ない司令塔が消えてしまった。同メディアはキャリックの代わりにルーニーを起用すべきとの意見で、ルーニーのFW外しが代表でも実行されるかもしれない。

また、同メディアがおこなったアンケートでは実に75%の人がルーニーを中盤で起用すべきと答えている。もはや代表監督のロイ・ホジソンがルーニーのFW起用にこだわる理由もなく、今の状態に合ったポジションで使うべきだろう。

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