FIFAウイルスはやめて! 代表戦に平均86分も出場したバルサの選手たち

代表でもフル稼働は変わらず……

21日に控えるクラシコに向けてバルセロナが最も避けたいのがFIFAウイルスだ。今季のバルセロナはエースのリオネル・メッシをはじめ、多くの負傷者を出しており、これ以上のトラブルは勘弁してもらいたい。
そんなバルサ首脳陣が恐れる中でおこなわれたインターナショナルマッチ1試合目では、幸い負傷者は出ていない。しかしスペイン『スポルト』によると、今回招集されたバルサの選手は代表戦1試合目で平均86分もプレイしている。ブラジル代表のネイマールは当然フル出場、ダニエウ・アウベスもフル出場、対戦したアルゼンチン代表のハビエル・マスチェラーノもフル出場を果たしている。
スペイン代表ではジェラール・ピケ、ジョルディ・アルバが90分、マルク・バルトラが82分、アンドレス・イニエスタが45分の出場。セルヒオ・ブスケッツも、ハムストリングの痛みを訴えて交代するまで78分プレイした。チリ代表ではクラウディオ・ブラボが90分出場している。一方のレアル・マドリードがクリスティアーノ・ロナウド、ガレス・ベイルら主力が代表招集を回避していることを考えると、バルサの選手は代表戦でもフル稼働しすぎている。
同メディアはスペイン代表のビセンテ・デルボスケ監督にクラシコを見据えたターンオーバーを要求しており、バルサの選手を休ませることを期待している。確かにスペインは公式戦をおこなうブラジルやアルゼンチンと違って、あくまで親善試合だ。負けるわけにはいかないが、新戦力のテストと考えて主力の一部を休ませることは可能だ。フル稼働を続ければ筋肉系のトラブルを招く可能性があり、それはバルサが最も恐れるシナリオだ。スペイン人監督のデルボスケはクラシコを考えた選手起用をしてくれるだろうか。

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