香川よどうか無事で! 独紙がドルトムント指揮官を悩ませる問題を紹介

長距離移動、時差、疲労……

ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督を現在最も悩ませていることは、ドイツから遠く離れたアジアの地にいる香川真司のことかもしれない。

独『キッカー』は14日、「28000km! トゥヘルは香川のことで心配を抱える」という見出しの記事を掲載。代表ウィーク中に10人の主力を各国代表チームに送り出しているドルトムントだが、その中でも香川の移動距離、時差、そして疲労が大きな問題になると見ている。

ドルトムントの代表ウィーク明け最初の試合は20日のハンブルガー戦となるが、代表選手が揃うのは18日になると見られており、2日間しか準備の時間が充てられない状況だ。香川は17日の夜にカンボジア戦を戦ってからドイツに戻るが、1週間半で28000kmの飛行機移動は選手にとって大きな負担となる。
同紙は香川がドルトムントの中で欠かすことができない重要選手であることを成績つきで紹介。今季19試合に出場して7ゴール7アシストを記録し、先日のシャルケとの「ルール・ダービー」で先制ゴールを挙げたことに触れ、香川の疲労がトゥヘル監督にとって気がかりな問題である根拠を具体的に示している。

移動距離、時差ともに問題だが、最悪のケースは代表戦で怪我をしてしまうことだ。指揮官にとってはどの選手も無事で戻ってきてほしいところだろう。なお、同紙は今月5日のヨーロッパリーグ、ガバラ戦で負傷したFWマルコ・ロイスは既にチーム練習に復帰しており、ハンブルガー戦で先発復帰を果たす見込みであるとした。

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