スタジアムに鳴り響いた爆発音…… レーブ「試合のことが飛んで行ってしまった」

ドイツ代表は無事に帰国

ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ監督はフランスとの親善試合の最中に起きたパリ・同時テロ事件を振り返ってコメントした。DFB(ドイツ・サッカー連盟)公式サイトが伝えている。

「我々の誰もがショックを受けている。私の中でこの試合のことも、失点したこともどこかへ飛んで行ってしまった。そうとしか言えない。もちろん爆発音が聞こえたときには爆破予告のことを思い出していた。今日の午後にも我々はそのことで恐怖を与えられていたからね。どうなってしまうのだろうと思ったよ」

130人以上の死亡が確認されたパリの同時テロ事件は、この試合が行われたスタッド・ド・フランスの付近でも起きていた。試合前にもドイツ代表が宿泊するホテルに爆破予告が届いていたことから、試合中に鳴り響いた爆発音がどれだけの恐怖をドイツ代表スタッフに与えたのかは想像に難くない。
試合は最後まで行われたが、選手、観客ともにスタジアムから出ることを許されず、そのまま一夜を過ごすことになった。事件から一日が経過した現在、ドイツ代表メンバーは無事に帰国したことがDFB公式サイトによって報告されている。

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