120人以上が死亡し、200人以上が負傷した13日のパリ・同時テロを受けて、17日に予定されていたフランス代表とイングランド代表の親善試合が中止に向かっている。
英『ミラー』によれば、14日にFA(イングランド・サッカー協会)はFFF(フランス・サッカー連盟)と話し合いを行い、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われる予定だった17日の試合について意見を交わしたとのこと。まだ正式な決定はなされていないものの、双方とも今回のテロ事件で亡くなった犠牲者を悼み、試合を見送る方針であると見られている。
事件が発生した13日にはフランス代表とドイツ代表が親善試合を行っていた。会場のスタッド・ド・フランス付近でも爆発による3人の死亡が報告されており、試合後にはサポーター、選手ともにスタジアム内から出られず、その場で1夜を明かすことになった。