長友の運動量にマンチーニも唸る!? セリエA第12節の走行距離ランキングで2位

幾人もの指揮官を驚かせたスピードと運動量

ロベルト・マンチーニの下では出場機会は訪れないと思われていたインテルDF長友佑都に、チャンスが巡ってきている。

10月31日のローマ戦ではジェルビーニョ、モハメド・サラーのスピードスターを止める役割を任され、チームのシャットアウトに貢献。1対1の強さと運動量はチーム内でもトップレベルであることを証明した。そして、続く8日のトリノ戦で長友の良さが出た。

伊『Fc Inter News』によると、長友はトリノ戦で12.756Kmもの走行距離を記録している。この試合では3バックを選択したこともあり、攻撃時には高いポジションを取り、守備時には素早くディフェンスラインまで戻る作業を繰り返していた。それが走行距離に反映されたのだろう。この距離は第12節の走行距離ランキングでフィオレンティーナのマティアス・ベシーノに次ぐ2位だ。ベシーノは2-0で勝利を収めたサンプドリア戦で12.862Kmを走っており、わずかに長友の走行距離を上回っている。
また、トリノ戦で長友のフリーキックの流れから決勝点を挙げたMFジョフリー・コンドグビアも11.996Kmで5位にランクインしている。チームのために汗をかいた2人が決勝点に絡む最高の形だった。この2試合で長友の評価は大きく変わったはずで、マンチーニ監督もサイドバックの序列を考え直したことだろう。

これまでも試合に出場できない苦しいシーズンを過ごしたこともあった長友は、そのたびに自身の最大の特徴である運動量で指揮官を唸らせてきた。サイドで走り続ける小柄な日本人選手は、マンチーニ監督の評価をも覆そうとしている。

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