エジルより重要! アーセナルの勝率を左右する絶対的な選手とは?

ゴールもアシストも目立たないが……

今季のアーセナルを引っ張るのはメスト・エジルだと感じている人も多いだろうが、目立たぬところでチームを支えている選手も存在する。

アーセナルにとって欠かせない選手とは誰なのか。英紙『メトロ』はMFアーロン・ラムジーを挙げた。今季ラムジーが出場した試合は13試合で、成績は9勝1分3敗で69.2%の勝率を誇る。ラムジー出場時の平均得点は1.8で、平均失点も0.8に抑えている。一方、ラムジーが不在だった試合は6試合あり、成績は2勝1分3敗で勝率は33.3%だ。平均得点は1.3に下がり、平均失点も2と増えている。

ラムジーはリーグ戦でも9試合で1ゴールしか決めていないため、ゴールゲッターというわけではない。それでもチームの得点率は悪くなっており、攻撃の組み立て部分でラムジーが大きく貢献していることが分かる。特にチャンピオンズリーグのバイエルンとの2試合は奇妙だ。10月20日の第1戦はオリヴィエ・ジルーとメスト・エジルの得点で2-0と勝利したが、この試合でラムジーが負傷。11月4日の第2戦ではラムジーに代わってジョエル・キャンベルがスタメンに入った。結果は1-5の大敗で、グループステージ突破を目指していた選手たちの心はへし折られた。
ラムジーがいればバイエルンに勝てたわけではないが、ラムジーの存在がチームにポジティブな要素を与えているのは間違いない。ラムジーが離脱してからは、キャピタル・ワン・カップでシェフィールド・ウェンズデーに0-3と敗北、トッテナムとのダービーマッチは終始押し込まれて1-1のドローだった。この試合でも同点ゴールをアシストしたのはエジルだが、ラムジーがいれば結果は変わっていたのかもしれない。

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