快勝も得点数に不満のハリル 「もっと取れたと思う」

5年ぶり代表復帰の金崎がいきなりゴール

12日に行われたW杯アジア2次予選で日本はシンガポールと対戦し、3-0で勝利を収めた。チームを率いるヴァヒド・ハリルホジッチ監督は試合後にインタビューに答えている。

この試合で勝利を収めた日本は勝点を13に伸ばし、グループEの首位を維持した。ハリルホジッチ監督はまず「選手たちにおめでとうと言いたい」とチームを称賛。敵地での勝利を喜んだ。

今年6月に行われたホームでのシンガポール戦は再三シュートチャンスを得ながらもゴールを奪えず、0-0で試合を終えた日本だが、今回は序盤から圧倒した。前半20分、FW金崎夢生の強烈な左足のボレーシュートで均衡を破ると、そのわずか6分後に本田圭佑が追加点。後半からはややペースを落とした日本だったが、終了間際にも吉田が3点目を決め、そのままほとんど相手にチャンスを与えることなく試合を終えた。
ハリルホジッチ監督は「我々はもう少し点を取れたと思う」と話し、チャンスに対してゴールが少なかったと主張。「前半は悪くなかったし、ディフェンスもオフェンスもしっかりできていたが慌てた場面や運が悪い部分もあった。こういう試合ではもっと決めなくてはならない」と話し、課題を口にすることを忘れなかった。

日本は17日にカンボジアとアウェーで対戦する。

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