チェルシーに行かなくてよかった! ジョン・ストーンズとチェルシーのCB陣を数字で比較

エヴァートンに残って正解か

今夏にチェルシーへの移籍が盛んに噂されたエヴァートンDFジョン・ストーンズは、今どのような心境でチェルシーの戦いを見つめているのだろうか。

エヴァートン側がストーンズの売却を数回にわたって拒否した際に、一部ではストーンズのキャリアアップを妨げることになると言われていた。ストーンズは将来のイングランド代表を背負うDFに成長する可能性があり、さらなるレベルアップを図るためには昨季王者に加わった方が良いとの見方もあったからだ。しかし、今となってはそんなことを言う者は1人もいない。

英紙『デイリー・メール』によると、ストーンズはチェルシーのジョン・テリー ・ガリー・ケイヒル、クルト・ズマの3人よりも優れた成績を残している。パス成功率ではテリーが90.88%とトップで、ストーンズは89.02%で2位だ。しかしチェルシーのセンターバックは安全なパスコースを選択する傾向にあり、ストーンズほどボールを運ぶ作業をしようとしない。その差がわずかに出ているのだろう。
何より特筆すべきはタックルの成功回数だ。テリーが9回、ケイヒルが8回、ズマが18回なのに対し、ストーンズは23回とトップの数字を誇る。ブロックでもテリー8本、ケイヒル8本、ズマ5本、ストーンズは9本だ。守備面ではあらゆる数字でストーンズが上回っており、チェルシーとしてはストーンズを取り逃がしたことが悔やまれる。

ストーンズは今後ビッグクラブへと羽ばたいていくだろう。その行き先に、もはやチェルシーは含まれないかもしれない。バルセロナ、レアル・マドリードのようなクラブでもプレイすることができるレベルにあり、グディソン・パークを離れる日は近づいている。

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