”らしくない”ゴールで均衡を破った香川 「あまり記憶にないですね」

リーグ戦3点目を重要なダービーで決める

8日に行われたブンデスリーガ第12節でドルトムントはシャルケと対戦し、3-2で勝利を収めた。この試合で殊勲の先制ゴールを挙げた香川は試合を振り返り、重要な一戦での勝利を喜んだ。ブンデスリーガ公式サイト(日本語版)がコメントを伝えている。

ドイツ西部の工業地帯に本拠地を置く両クラブの対戦は「ルール・ダービー」と呼ばれ、双方のサポーターにとって勝利が勝点3以上の価値を持つ重要な一戦。予想通りの激しい展開となった試合について香川は「苦しかったけれど勝ててよかった」と話し、チームの勝利を喜んだ。

緊張感のあるダービーらしい立ち上がりとなったが、先にゴールを決めたのはホームのドルトムント。29分に右サイドバックのマティアス・ギンターが敵陣の深い位置からクロスを上げると、ゴール前に顔を出した香川が頭で合わせ、ネットを揺らした。今季公式戦7点目は香川にとって珍しいヘディングシュートになったが、これについては本人も「ヘディングでのゴールは記憶にないけど、きれいに決まった。しっかりミートすることに集中していた」と振り返り、「ダービーだし、試合前の雰囲気にも特別なものがあったから結果を残せてうれしかった」と喜びを見せた。
ダービーで勝利を収めたドルトムントはこれでリーグ戦4連勝、公式戦では7連勝となり、好調を維持している。今節終了後、各国リーグは代表ウィークによる約2週間の中断期間に入る。香川は先日発表されたW杯アジア2次予選の帯同メンバーに選ばれており、13日のシンガポール戦、17日のカンボジア戦に向かう予定だ。日本代表の10番がクラブでの好調をナショナルチームに持ち込むことが期待される。

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