やはりバルサはMSN頼みか、昨季のCKからの得点数が深刻に

プジョルのような選手が必要か

得点の大半をMSNに頼っているイメージがあるバルセロナだが、スペイン『マルカ』が注目すべきデータを発表している。

昨季のバルサはすべてのコンペティションで130本のコーナーキックを蹴る機会があり、リーグ戦とチャンピオンズリーグでそのうちの100本を蹴っている。何とこの100本のコーナーキックから1点も決まっていないのだ。昨季のバルサはリーグ戦だけで110得点決めているが、コーナーから点が取れていないのは驚きだ。

凄いと言うべきなのか、問題と捉えるべきなのか難しいところだが、やはりバルサは得点の多くをMSNに依存している。元よりバルサはDFラインも全体的に低く、4日のチャンピオンズリーグ・BATEボリソフ戦のDFラインで高いと言えるのは192cmのジェラール・ピケと191cmのセルヒオ・ブスケッツくらいだ。それに184cmのイヴァン・ラキティッチ、181cmのルイス・スアレス、180cmのトーマス・ヴェルメーレンが続く。この試合で180オーバーのフィールドプレイヤーは5名のみで、やはり小柄というイメージは拭えない。
同メディアもMSNの負担を軽減するためにもセットプレイからの得点率を高めることが必要と伝え、ルイス・エンリケ監督が最も改善を熱望する分野だと述べている。闘将のカルレス・プジョルがいた頃にはセットプレイも得点の大きなチャンスだったが、現在のチームにあれほど強烈にゴールへ飛び込む選手はいない。プジョルは178cmと大きくはないが、まさに 闘志で飛び込む選手だった。MSNに依存しすぎないためにも、プジョルのようにセットプレイからも得点を感じさせる選手が欲しいところだ。

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