また失敗? ファン・ハール、ヤヌザイを呼び戻しへレンタル期間切り上げ求める

サイドアタッカーが不在に

マンチェスター・ユナイテッドは、今夏ドルトムントに1年間の期限付き移籍をさせたMFアドナン・ヤヌザイを呼び戻すことを検討している。

ヤヌザイは序盤戦でアストン・ヴィラ相手に得点を決めるなど、ファン・ハールの信頼を掴んだかに思われた。それでもファン・ハールは貴重な経験が積めると考えてヤヌザイをドルトムントへ移籍させたが、ここまでリーグ戦で先発出場は1度もなく、5戦0得点の状態だ。ベルギー代表メンバーからも漏れており、ここまで順調に成長しているとは言い難い。

英紙『デイリー・ミラー』はファン・ハールが攻撃で違いを作れるタレントを探しており、ヤヌザイのレンタル期間切り上げをドルトムントに提案する考えだと伝えた。クリスティアーノ・ロナウドの後継者と期待されたメンフィス・デパイが期待外れのパフォーマンスに終始していることも大きく、今ならマンUでも出場機会を得られるかもしれない。
今夏のマンUの補強策には批判も出ており、レヴァークーゼンへ放出したFWハビエル・エルナンデスはストライカーとして活躍している。現在のマンUが得点力不足と指摘されることを考えると、エルナンデスはマンUに必要な人材だったはずだ。デパイの低パフォーマンスは計算外だったが、ヤヌザイを放出したために経験の浅いジェシー・リンガードに賭けるしかない状況を生み出してしまい、放出の失敗例が目につく。

しかも移籍先のドルトムントは前線が絶好調で、ヤヌザイが割って入る隙がない。出場機会が確保されなければ、EURO2016の代表メンバーから漏れる可能性もある。同メディアはマンUに戻ってくることでEURO2016への助けになるかもしれないと伝えているが、やはりマンUの補強策は迷走している。

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