アザールの問題点がメンタルにあると指摘するネビル氏「彼は好青年すぎる」

たった3,4ヶ月の間に何があったのか

昨季の活躍でクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシのレベルに到達したと言われたチェルシーMFエデン・アザール。しかし今季は苦しんでいる。得点もアシストもなかなか決まらず、昨季は得意としていたPKすら決まらない状況になっている。

英紙『デイリー・ミラー』によると、そんな絶不調のアザールに対し、元イングランド代表DFガリー・ネビル氏はメンタリティの部分でロナウドとメッシとは違いがあると述べている。

「ほんの3ヶ月か4ヶ月前、私はアザールが世界のベストプレイヤーの1人になると考えていた。しかし今は急降下している。私は彼のメンタリティに疑問があるんだ。私が思うに、彼は好青年だ。破壊者のようなメンタリティは持っていないだろう? ロナウドやメッシのように自己中心的ではないんだよ」
ネビル氏はアザールがチャンスメイクなどには関われていると評価しているが、得点やアシストが増えないのは自分が決めてやるという精神がないからだと考えている。

今季のアザールはボールタッチ、パス、動きの質など全体的な部分でも昨季より劣っているところはある。それでもチェルシーの中でも屈指のテクニシャンであることは確かだ。世間が得点やアシストのような目に見える成績を欲しているのなら、アザールもロナウドのようにエゴイストな部分が必要になってくる。

世界最高峰の選手になるには技術以上にメンタルが大切になってくるが、アザールはそのレベルに到達できる器を持った選手だろうか。

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