チェルシーOBもルーニーのセンターフォワードを疑問視「マルシャルが入るべき」

もうルーニーは若くないと指摘

ウェイン・ルーニーはもうセンターフォワードの選手ではないとの意見が高まっている。思うように得点が奪えず苦戦するマンチェスター・ユナイテッドは、アントニー・マルシャルを左サイドに配置するやり方に問題があるのではないかと言われている。英メディア『スカイ・スポーツ』によると、かつてセルティックやチェルシーで活躍したFWトニー・カスカリーノ氏もルーニーのセンターフォワード起用に異議を唱えている。

同氏はルーニーをワールドクラスの選手と認めながらも、もう若い頃のルーニーではないと指摘している。
「なぜマルシャルは中央でプレイしていないんだ? ファン・ハールが今のシステムを気に入っているのは分かるけど、ルーニーは中央ではプレイを続けられない。彼がワールドクラスの選手なのは認める。しかしもう若い時のように裏を取ることもできないし、相手DFを抜き去ることもできない」

「ルーニーのポジションにはマルシャルが入るべきだろう。私はマルシャルが左サイドでのプレイを楽しんでいるとは思えない」
同氏は今のチームが創造性を欠いていると述べており、センターフォワードにマルシャルを置いた方が攻撃の幅が広がると考えている。データで見ても、マルシャルをセンターフォワードに置いた方が得点の匂いがするのは間違いない。

同メディアによると、ルーニーはリーグ戦10試合に出場して2得点、一方のマルシャルは7試合出場で3得点だ。シュートが枠内を捉える確率はルーニーが56%、マルシャルが75%とこちらにも差が出ている。

フォワードのような花形ポジションは若手に譲るべきなのだろうか。ルーニーのセンターフォワードを望まない者が増えている。

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