またもプレミアで微妙な笛!? リヴァプールのルーカスは退場になるべきだったか

ラミレスを引っかけたルーカス

31日に行われたチェルシーとリヴァプールの一戦では、チェルシー指揮官ジョゼ・モウリーニョが叫ぶシーンがあった。後半13分にミケルを倒してイエローカードを受けていたリヴァプールMFルーカス・レイバが、突破を仕掛けたラミレスを引っかけたのだ。チェルシーの選手は2枚目のイエローカードではないかと主審のマーク・クラッテンバーグに詰め寄り、モウリーニョもベンチから飛び出して退場だろうとアピールした。

このことについてモウリーニョは多くを語らなかったが、ルーカスは退場になるべきだったのか。試合の流れを大きく変えたプレイについて、英紙『デイリー・メール』は元プレミアリーグ審判のグラハム・ポール氏に話を聞いている。

「クラッテンバーグの唯一のミスは、ルーカスをピッチに残したことだ。明らかなイエローカードだった。ルーカスは1度目の警告を受けた後に4度のファウルを犯しているが、どれも深刻なものではなかった。しかし5回目のファウルは明らかに警告を出すべきものだった。クラッテンバーグの判断は甘かったね」
試合は1-1の状況だったため、ルーカスが退場していれば再び流れが変わっていただろう。ただし、その前には再びFWジエゴ・コスタがDFマルティン・シュクルテルの腹部に蹴りを見舞うシーンもあった。倒れた時に偶然当たったように見せていたが、リプレイをよく見れば故意に蹴っていた可能性が高い。クラッテンバーグはこちらも見逃しており、両チームとも1人失っていたかもしれない。

モウリーニョは今季何度も審判の判定に泣かされたと語っており、サポーターもリヴァプール戦では質の高いレフェリングを希望していた。果たしてルーカスのファウルは退場にするべきだったのか、苦境に立たされているモウリーニョとしては何としてでも退場にしてほしかったことだろう。

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