高原・岡崎を忘れさせた! ハットトリックの武藤が新たな「スシ・ボンバー」に

独紙が新たなエースの誕生を称える

「今日だけは岡崎慎司の存在を忘れた」

マインツFW武藤嘉紀は31日のアウグスブルク戦でハットトリックを達成し、マインツサポーターを歓喜させた。独紙『キッカー』もこのように、岡崎の存在を忘れさせるパフォーマンスだったと絶賛している。ちなみに日本人初のハットトリックを決めたのは元日本代表FW高原直泰で、高原はフランクフルト時代に達成している。

当時の高原は「スシ・ボンバー」と呼ばれており、武藤もボンバーに続くストライカーになると称賛された。また、高原はブンデスリーガ挑戦5年目でのハットトリックだったのに対し、武藤はわずか11試合しか経験していない。11試合で6ゴール3アシストと最高のパフォーマンスを見せており、同メディアは日本代表のハリルホジッチ監督は無条件に武藤の言うことを聞くべきと日本の新たなエースを称えている。
武藤はチームが引き分けに終わったことを悔やんでおり、自身が4点目を決められるチャンスもあったとハットトリックに満足していない。同メディアは日本人には野心的な選手が少ないが、武藤はまだ進化を望んでいると評価。当初のマインツは武藤をサイドアタッカーとして見ていたが、今は代表でも最前線を任されることが多くなっている。

スピード、運動量、フィジカル、そこに得点能力とオフ・ザ・ボールの動きが加われば、日本とドイツを代表するストライカーにもなれるだろう。

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