もう守備的とは言わせない! ローマが欧州得点ランク3位につける

しかもジェコはまだ1得点

28日のウディネーゼ戦で3得点を挙げて勝利したローマは、今季リーグ戦10試合で25得点と攻撃陣が快調だ。すでに伊紙『コリエレ・デロ・スポルト』は現在のローマがワールドクラスの得点力を持つチームだと伝えており、今季こそスクデットを狙うチャンスだ。

現在欧州主要リーグでローマを超える得点数を記録しているチームは10戦33得点のバイエルンと29得点のドルトムントしかない。PSGが25得点で並んでいるが、彼らの方がローマよりも試合数が1つ多い。単純に考えると今季のローマは世界で3番目に強力な攻撃陣を抱えていることに なる。ローマは昨季リーグ戦で54得点しか挙げておらず、このままのペースだと確実に昨季の得点数を超える。

ちなみに昨季王者のユヴェントスはリーグ戦で72得点を挙げているが、プレミアリーグ王者のチェルシー(73得点)、リーガ王者のバルセロナ(110得点)、ブンデスリーガ王者のバイエルン(80得点)、フランス王者のPSG(83得点)と欧州5大リーグの中でセリエAが最も得点数が少ない。もちろんリーグの環境によって得点数にはバラつきが出るものだが、やはりセリエAは点を取らないリーグという印象が強い。それを今季のローマは変えようとしているのだ。
さらに同メディアは、まだ新加入のエディン・ジェコが1得点しか挙げていないことを強調し、ジェコが爆発す れば得点数はさらに増えると考えている。バイエルンとドルトムントのエースストライカーが大爆発していることを考えると、ローマも同じようなことになるのではないかと期待してしまうのも仕方がない。

また、今季のローマは試合の序盤に好スタートを切るケースが多い。フィオレンティーナとの上位対決では前半7分のモハメド・サラーの得点で主導権を握り、28日のウディネーゼ戦では前半4分にミラレム・ピアニッチ、前半9分にマイコンとスタート直後にゲームの流れを掴んでいる。同メディアによると、今季のローマは試合開始15分以内の得点が5点もあり、これも勝ち星を積み上げる秘訣になっている。

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