31日に行われるチェルシーとリヴァプールの一戦はチェルシーにとって非常に重要なものとなる。ジョゼ・モウリーニョにとっては絶対に負けられない試合で、負ければ解任される可能性が高い。先日のリーグカップ・ストーク戦でもPK戦の末に敗れており、彼に残された時間はそれほど多くない。
そんな中、英紙『メトロ』はリヴァプール戦でチェルシーサポーターが望んでいることを3つ紹介。モウリーニョの首がかかる一戦にサポーターが何を求めているのかを伝えている。
1.選手はモウリーニョのために戦え
PK戦の末に敗れたストーク戦後、モウリーニョは選手を擁護した。モウリーニョは選手たちがチームのために戦っていると信頼を強調したが、サポーターはこの信頼関係をリヴァプール戦でも継続することを求めている。選手には指揮官のために戦ってもらいたいと考えているのだ。
2.サポーターならモウリーニョをサポートしろ
現在チェルシーのサポーターは結果に目を瞑っている状態で、結果よりも良いパフォーマンスを重視している。モウリーニョがスタンフォード・ブリッジで指揮を執った最高の指揮官という認識は変わらない。今回のリヴァプール戦でも結果に一喜一憂せず、スタジアムに訪れる全サポーターが声援でモウリーニョと選手をサポートすることを望んでいる。
3.審判は適切な判定を下してくれ
サポーターの多くはこれまでの判定に納得しておらず、このビッグマッチにふさわしいトップレベルの笛を求めている。これまでもペナルティエリア内で倒れたプレイに笛が鳴らなかったり、際どいオフサイドの判定で不利になったりと、フラストレーションの溜まるレフェリングもあっただろう。今回だけはしっかりとしたレフェリングをしてくれと要求している。
意外にもサポーターは結果にこだわっていない。もちろん順位に納得しているはずはないが、それよりもチームとしての団結を求めているように見える。モウリーニョもまだ選手の心が離れたわけではないと語っていたが、リヴァプール戦のスタンフォード・ブリッジはどんな空気となるのだろうか。