メッシ、ロナウドに次ぐ世界No.3は誰? 英メディアが候補者7名を選出!

なかなか選べないNo.3

近年は世界No.1プレイヤーの座をリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドが争っているが、では世界No.3の選手は誰なのか。英メディア『Squawka』は独自の視点からNo.3候補を選出している。

同メディアがまず注目したのは、メッシとロナウドの代替となり得るガレス・ベイルとネイマールだ。2人ともテクニック、得点能力共に申し分なく、世界を代表するアタッカーに成長している。さらに2人とも代表チームでも絶対欠かせないエースとなっており、中でもベイルはウェールズ代表のスーパースターだ。チームでの存在感を考えるとベイルがNo.3でもおかしくない。

しかし、それほど答えは簡単には出ない。次はメッシとロナウドを超える得意分野を持っている選手だ。メッシとロナウドの特徴は圧倒的な得点力だが、今季に限って言えばバイエルンのロベルト・レヴァンドフスキの方が得点を奪っている。ゴールが世界最高の選手の証なのだとしたら、今のレヴァンドフスキはNo.3候補だ。さらに、より守備面でも貢献できるトーマス・ミュラーも候補の1人だ。
ドリブルを含むチャンスメイクでは、アリエン・ロッベン、エデン・アザールも候補に挙がる。ロッベンはドリブル成功率ではメッシとロナウドを超えており、チャンスメイク率も2人より上だ。ワイドプレイヤーとしては世界No.1と言えるロッベンも候補だ。ただし、ロッベンは負傷が多い。メッシとロナウドはほとんど負傷しないため、チームを離れる回数が多いのはマイナスポイントだ。その点でアザールは負傷が少なく、チャンスメイク率ではロッベンをも超えている。ジョゼ・モウリーニョの指摘通りアザールがNo.3か。

一方、これとは違った見方もある。現在のサッカー界で自由を許されているのはメッシとロナウドのみで、他の選手は得点やドリブル云々よりもチームプレイヤーとして振る舞う必要があるとの意見だ。得点数やドリブル成功率だけで世界最高の選手とは判断できない。その点で同メディアが挙げた選手がバイエルンDFダビド・アラバだ。恐らくアラバは現在世界No.1のユーティリティープレイヤーで、センターバックからトップ下まで幅広いポジションを担当できる。得点数は大きく劣るが、チームに欠かせない選手として世界No.3の称号を与えても良いのではないか。

2人の後継者的ポジションのベイルかネイマールか、ゴールを量産するレヴァンドフスキやミュラーか、得意分野で2人を上回るロッベンかアザールか、超ユーティリティープレイヤーのアラバか。判断は難しいが、1つのポイントとしてはその選手の個性がチームの勝利に繋がっているかどうかだ。果たしてこの中に世界No.3に位置する選手は存在するだろうか。

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