スコールズ氏がビッグクラブの下部組織の現状を嘆く 「英国人にチャンスが与えられていない」

代表チームの弱体化につながると指摘

下部組織に力を入れるプレミアリーグのビッグクラブ。しかし、各国から優秀な若手選手を集めることにより、自国の若手にチャンスが与えられないという状況も生まれている。元イングランド代表MFポール・スコールズ氏はこの状況を重く受け止めた。英『デイリー・メイル』が伝えている。

「下部組織のU16やU17を見てみると良い、ほとんど外国人選手で埋まっているよ。英国人にはほとんどチャンスが与えられていない。悲しいことだ」

マンチェスター・ユナイテッドの下部組織からデビューしたスコールズ氏は下部組織が外国人で占められることにより、イングランド代表チームを弱体化させていると指摘。特に顕著なのがロンドンの2クラブだと主張した。
「アーセナルやチェルシーの下部組織にはほとんど英国人がいない。我々とともに戦う選手はいないんだ。そうあるべきじゃないし、それが抗議する理由だよ」

28日に行われたキャピタル・ワン・カップのマンチェスター・シティ(マンC)対クリスタル・パレスの一戦で、マンCのスターティングメンバーには一人も英国籍の選手がいなかった。こういった状況が今後は常態化するのだろうか。

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