プレミアは監督交代が早すぎる! クーマン氏「10試合で判断を下すのは早い」

アドフォカート、ロジャース、シャーウッドとリタイアが続く

25日、アストン・ヴィラはティム・シャーウッド監督を解任した。これでプレミアリーグは今季早くも三人の監督が代わったことになり、少々ペースが早い。英メディア『スカイ・スポーツ』によると、サウサンプトンのロナルド・クーマン監督も解任のペースが早すぎると感じているようで、プレミアリーグのクラブは忍耐を覚えるべきと語っている。

「ほとんどのクラブは監督を代えるのが早すぎるね。ほとんどの場合、監督を交代することはチームにとって良いことにはならないし、いつも期待を裏切る結果になる」

「すべての監督はこの仕事が難しいと分かっていて、プレッシャーを感じている。だからこそ理解とサポートを必要としているんだ。私の意見では10試合で判断を下すのは早すぎるね」
アストン・ヴィラは2008-09シーズンに6位、続く2009-10シーズンも6位と良い時期を過ごしていたが、そこからは9位、16位、15位、15位、17位と残留争いに巻き込まれるシーズンを送っている。シャーウッドは昨季降格しそうなチームを救ったが、今季は1勝1分8敗と苦しんでいた。クーマンの言うようにシャーウッドを辛抱強く見守るべきだったのか、それとも今回の解任はベストなタイミングだったのか。昨季に見事な手腕を見せているだけに、判断は難しい。

ちなみに、昨季7位でフィニッシュしたクーマン率いるサウサンプトンも今季は3勝5分2敗と振るわない。昨季は開幕10試合で7勝1分2敗と抜群のスタートを切っていただけに、今季の立ち上がりは少々物足りない。それでもまだ判断を下すのは早すぎるということなのだろう。

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