シャルケMFが負傷させた対戦相手に謝罪 「言葉にできない」

ガイスは5試合の出場停止処分に

25日に行われたボルシア・メンヘングラードバッハ(ボルシアMG)との一戦で、シャルケMFヨハネス・ガイスは対戦相手のMFアンドレ・ハーンに重症を負わせてしまった。

深いタックルで膝を負傷したハーンは数ヶ月の離脱を余儀なくされ、ガイスには公式戦5試合の出場停止がDFB(ドイツサッカー連盟)から言い渡された。試合後、ガイスは自身の公式Facebook上で自身の危険なプレイに反省を表し、ハーンへの謝罪の意を表明している。

「今日起きたことについて、言葉で言い表すことはとてもできないよ。悪質なファールをしてアンドレを負傷させてしまったことを本当に残念に思っているし、彼と、彼の家族、クラブ、そしてファンに謝罪します」
ガイスは事故当時のことを振り返り、謝罪とともに意図的に膝を壊そうとしたわけではないと主張。昨季まで所属したマインツではエルキン・ソトが接触プレイで前十字靭帯を断裂する場面に居合わせていただけに、その言葉は重みがあった。

「僕のことをよく知る人ならば、僕がフェアプレイヤーであり、過去にこういったことをしたことがないことも知っていると思う。全ての選手が健康でいることが何よりなんだ。TVでタックルのシーンを見たとき、僕は元同僚のソトのことが頭をよぎったよ。アンドレがソトのように重症でいないことを本当に願っている」

続けてガイスは、既に個人的にハーンのもとに見舞いに行き、謝罪したことを報告。投稿の最後には、「本当にごめんなさい、アンドレ」と謝罪の言葉が繰り返された。

スポーツ選手、それも接触が伴うサッカーでは負傷者が日常的に出てしまうのは仕方がないが、こういった出来事が起きないことを願うばかりだ。

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