ドルトムント地元紙も香川に“メロメロ” 「BVBの小さな魔法使い」

評点はオバメヤンと並んで「1」に

リーグ10節アウグスブルク戦で3アシストを記録したドルトムントMF香川真司に対する賞賛は尽きない。ドルトムントの地元紙『ルール・ナハリヒテン』は27日、香川についての特集記事を掲載した。

「香川真司、BVB(ドルトムント)の小さな魔法使い」という見出しが付けられた記事の中では、香川が昨年8月のドルトムント復帰以降最高のパフォーマンスを見せたと紹介。ハットトリックを達成したピエール・エメリク・オバメヤン、2得点を達成したマルコ・ロイスの影でもう一人輝いた選手として香川をピックアップした。

ヨーロッパリーグから中2日の強行日程で臨んだこの試合、香川は[4-1-4-1]の2列目中央にイルカイ・ギュンドアンと並ぶ形で先発。ELでの疲労がやや懸念されたが、1-0で迎えた前半20分に左サイドで鋭いドリブル突破からロイスのゴールをアシストすると、33分には鮮やかなヒールキックでチームの3点目をお膳立てした。
同紙はこの2つのアシストを「最初のドルトムント在籍時(2010-2012)を思い出させるものだった」と振り返っている。後半ロスタイムに4人のDFを相手にキープしながらオバメヤンにラストパスを出したシーンについても、「最高評価に値するものだった」と紹介。同紙が試合後に掲載した選手採点では「1」が与えられた。(ドイツ紙は1が最高点、6が最低点)

ゲームメイクを担いつつ得点にも絡む、今季の香川はトップ下でプレイした昨季よりも戦術的な幅が広がった印象を受ける。小さな魔法使いは次の試合ではどのようなパフォーマンスを見せるだろうか。ドルトムントはドイツ杯のパーダーボルン戦(28日)を挟んで31日にブレーメンと対戦する。

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