来シーズン、バイエルン・ミュンヘンを率いるのではないかという報道もあったカルロ・アンチェロッティ監督だが、本人は競争のあるリーグの方が好みのようだ。英『four four two』がコメントを伝えている。
「バイエルンはポケットに手を入れたままでもリーグを優勝できるだろう。白状すると、私は彼らの試合を見ても楽しめないんだ。あまりにも競争がなさすぎるからね」
バイエルンは現在開幕から10連勝を飾り、既に勝点30まで伸ばしている。既にヴォルフスブルク、レヴァークーゼンといった強豪を破っており、今月4日に行われた2位ドルトムントとの大一番では5-1の圧勝を収めている。ミランとレアル・マドリードでチャンピオンズリーグを獲得した名将の目には、バイエルンの監督を務めることは退屈な仕事に映ったようだ。
一方で、現在休養中のアンチェロッティ監督はナショナルチームの監督に関心がないことも強調している。
「私はただ、毎日グラウンドに行って選手たちと近い距離をとりたいと思っている」
多くのビッグクラブの関心を集めるアンチェロッティ監督だが、新天地はどのクラブになるのだろうか。