バイエルンの指揮官であるジョゼップ・グアルディオラが、来季どこのクラブのベンチに座っているかを巡る話題が再び熱を帯びてきた。
バイエルンとグアルディオラの契約は今季までとなっており、契約を延長するかが話題となっている。契約を延長しなかった場合はマンチェスター・シティに行く可能性が濃厚と見られており、バイエルンのベンチには元レアル・マドリード指揮官のカルロ・アンチェロッティが座ることになるとの話もある。グアルディオラは先日の会見でアンチェロッティが後任候補に挙がっていることについて質問されたが、ノーコメントを貫いている。
そんな中、英紙『デイリー・メール』はグアルディオラの行き先がマンCだけではないと伝えている。同メディアによると、グアルディオラは友人にロンドンのクラブを率いたいと語ったようで、プレミアリーグの選択肢がマンCだけではなくなっている。候補としてはチェルシーとアーセナルが挙がっており、どちらも実現不可能な話ではない。
チェルシーはジョゼ・モウリーニョの下で不安定なシーズンを戦っており、今季の成績次第によっては首を切られる可能性もある。モウリーニョからグアルディオラへの変更はスタイルを180度変えるようなものになるが、オーナーのロマン・アブラモビッチ氏が何をしてくるか予想することは難しい。
一方のアーセナルはアーセン・ヴェンゲルが退任の意向を匂わせており、2017年で切れる契約に注目が集まっている。今になってアーセナルがヴェンゲルの首を切ることは考えにくく、退任するとしても2017年まで率いるだろう。つまりグアルディオラがアーセナルの指揮官になる場合は2017-18シーズンからとなり、1シーズン待たなくてはならない。
もちろんグアルディオラがバイエルンと契約を延長する可能性も残っているが、グアルディオラのイングランド行きを巡る話題は今後も続きそうだ。