インザーギの悲劇再び? ミラン会長はミハイロビッチの後任に下部組織の監督を望む

身内、外様、そしてまた身内へ

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新監督候補に浮上したブロッキ photo/Getty Images

シニシャ・ミハイロビッチ監督の進退がいよいよ危うくなっている。

ミランはミッドウィークに行われたルイジ・ベルルスコーニ杯でインテルと対戦し、0-1で敗れた。自身のファミリーネームを冠したこの試合で敗れたことは、ミラン会長ベルルスコーニ氏の機嫌を大いに損ねることになったようだ。

伊『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ベルルスコーニ会長はこの試合の後にアドリアーノ・ガッリアーニCEO(最高経営責任者)と会食をし、ミハイロビッチ監督をいつ解任させるのかを尋ねたという。強化費100億円を投じながら、現在リーグ13位と低迷する現状に会長の我慢も限界に達している。現地メディアによればあと2試合で結果が出せなければ解任が決定する可能性が高いという。

当然ながら、解任した場合の問題は後任監督を誰にするのかという点にある。『ガゼッタ』紙は現在ミランの下部組織を率いるクリスティアン・ブロッキをベルルスコーニ会長が推しているとした。しかし、クラレンス・セードルフ、フィリッポ・インザーギという経験の浅い監督に任せたことによって現場が混乱した過去があるため、プロクラブを率いた経験がないブロッキを登用することはリスクが大きい。

ブロッキはミランの下部組織出身で、現役時代はMFとしてミランで2001年から2008年まで7年間プレイ。2013年にラツィオで現役して以降、指導者としてのキャリアをスタート。前述のインザーギ監督が昨年夏にミランのトップチームを率いることになったため、同氏が務めていた下部組織の監督に就任している。

ミランの監督選びは迷走している。クラブをよく知るセードルフ、インザーギを監督に据えたと思えば、今シーズン指揮を執るのは現役時代にライバルのインテルでプレイした外様のミハイロビッチ。クラブの方向自体が定まっていなければ結果につながらないことは、ここ2シーズンで学んだはずだが、またも繰り返そうとしている。ブロッキにはインザーギやセードルフのように監督業のスタートを忌まわしい物にしてほしくないところだ。

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