18日のハノーファー戦で起きた「ハンドゴール」を批判したケルンCEO(最高経営責任者)、イェルク・シュマッケ氏(51)に対し、DFB(ドイツサッカー連盟)は罰金を科す可能性が浮上した。
独『ビルト』が伝えたところによれば、疑惑のゴールによって0-1で敗れた後、シュマッケ氏はメディアを通して審判団を批判。同氏は「4人の支配者がいた。それも金をもらっているね」と怒りを露わに言い、「我々にはハンドボールの審判団がいるようだ」と話していた。
同紙はシュマッケ氏のこの発言に対してDFBが制裁を加えると見ており、その額はこれまでに起きた同様の審判批判の例と照らし合わせて5000ユーロ(約68万円)ほどになると見積もっている。
※ハノーファーの疑惑のゴール
ホームにハノーファーを迎えたこの試合の38分、CKからファーサイドのレオン・アンドレアセンが右腕でボールを押し込んで先制弾を挙げる。明らかなハンドだったが、主審のバスティアン・ダンケルト氏は得点を認め、ケルンのサポーター、選手から批判の声が上がった。ドイツの多くのメディアがこの誤審を報じ、『ビルト』は「今シーズン最大のスキャンダル」という見出しで批判した。