世紀の大誤審! 大ブーイングの中ハノーファーが疑惑のゴールで勝点3を掴む

PKを見逃されたケルン、ハンドも見逃され……

PKを見逃されたケルン、ハンドも見逃され……

ゴールを喜ぶハノーファーの選手たちに対し、主審のもとに駆け寄るケルンの選手たち。何が起きたのかを物語る一枚だ photo/Getty Images

ブンデスリーガ第9節が18日に行われ、FW大迫勇也、MF長澤和輝が所属するケルンとMF清武弘嗣、DF酒井宏樹が所属するハノーファーが対戦した。

現在6位と好調のケルンが17位ハノーファーをホームに迎えたこの試合、日本人対決が実現した。大迫、清武がそれぞれ[4-2-3-1]のトップ下で先発。酒井はベンチスタート、長澤はベンチ外となっている。

試合の立ち上がりはホームのケルンがボールを支配し、チャンスを窺う。12分、左サイドを駆け上がったSBヘクターのクロスにビッテンコートが合わせたが、惜しくもシュートは枠外となった。

大迫、清武とも前半は下がってボールに触るシーンが目立ち、前線で攻撃に絡むことができない。清武は20分に左サイドで得たFKのキッカーを務めたが、味方には合わなかった。

ケルンは31分、ゲルハルトが右サイドから上げたクロスがペナルティエリア内で相手DFの手に当たったが、主審はPKを取らなかった。この判定には場内のケルンサポーターからブーイングが起こった。

ゲルハルトのクロスは明らかにハノーファーDFシュルツの腕に当たっていたが、更に大きな問題となったのはハノーファーの先制シーンだった。

38分、右サイドのCKを清武がニアに蹴り込むと、これをソビエフが頭でそらし、ファーサイドで待機していたアンドレアセンが押し込んだ。しかし、アンドレアセンは明らかに右腕を使って押し込んでおり、選手、サポーターともにこれを見逃さなかった。ケルンの選手たちは主審にすぐさま詰め寄ったが判定は変わらず、ハノーファーのゴールが認められた。

疑惑のゴールでリードを得たハノーファーはこのまま前半を1点リードで終える。一連の誤審により、後半から選手たちがヒートアップすることが懸念された。

ハノーファーは後半からゾルクを下げ、酒井を投入。右サイドバックの位置に入った酒井は前半の右サイドで見られなかったオーバーラップを繰り返し、攻撃に絡んだ。52分には高い位置でソビエフにクロスを送ったが、これは精度を欠いた。

ゴールが必要となったケルンは57分、ヨイッチとツォラーを投入。67分にはヨイッチの直接FKがゴールに襲い掛かったが、これはGKツィーラーの正面となった。

終盤にかけて、ハノーファーはGKツィーラーが再三のビッグセーブを見せた。65分、85分にケルンのエース、モデストのヘディングシュートが至近距離から放たれたが、どちらも完璧に塞ぎ、得点を許さない。

ケルンは惜しい場面もあったものの、疑惑のゴールによってこのまま0-1で敗れることになった。ハノーファーは前節ブレーメン戦から2連勝を飾り、降格圏を脱出した。大迫は75分に交代でピッチを退き、清武はフル出場している。

勝利を得たハノーファーだが、試合後に起きたブーイングからも、今後の騒ぎが大きくなることが予想された。主審の判定も問題だが、自己申告をしなかったアンドレアセンに厳しい目が向けられることは避けられないだろう。

[メンバー]
ケルン:ホルン、ハインツ、セーレンセン、ヘクター、オルコウスキ(→ヨイッチ 57)、ゲルハルト(→ツォラー 57)、レーマン、リッセ、大迫(→ホジナー 75)、ビッテンコート、モデスト

ハノーファー:ツィーラー、アルボルノズ、シュルツ、マルセロ、ゾルク(→酒井 46)、アンドレアセン、サネ、シュミーデバッハ、清武、ソビエフ(→フェリペ 83)、カラマン(→クラウス 16)

[スコア]
ケルン 0-1 ハノーファー

[得点者]
ハノーファー:アンドレアセン(38)

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