昨季までレアル・マドリードを率いていたイタリア人監督のカルロ・アンチェロッティ氏。リヴァプールの監督候補として名前が浮上していたが、クラブから監督就任のオファーが無かったことを明らかにした。
ブレンダン・ロジャース監督を解任したリヴァプールは、後任の監督してドルトムントを率いた経験を持つユルゲン・クロップを招聘したが、彼は第一希望ではなかったという報道が伝えられた。というのも先日、QPRやトッテナムで監督を務めたハリー・レドナップ氏が「アンチェロッティはリヴァプールのオファーを受けていた。だが、彼は望むものではなかった」とコメントし、リヴァプールの第一希望はアンチェロッティだったが、彼はリヴァプールの監督就任を断ったと明かしていた。
だが、英紙『リヴァプールエコー』によると、アンチェロッティ氏はレドナップ氏の発言に対して「リヴァプールからは直接のコンタクトは何もなかった」とし、「監督が解任されると、監督業についてない者の名前が出る。それで私の名前がでたのだろう。リヴァプールのディレクターから直接のコンタクトがあったことはない」と打ち明けている。
ミランの監督復帰を依頼されたという報道や、来季からバイエルン・ミュンヘンの監督に就任するのではないかと噂されるアンチェロッティ氏だが、次はどのクラブで指揮をとるのだろうか。