リーグ戦で3ゴール、チャンピオンズリーグで2ゴールを記録しているアトレティコ・マドリードFWアントワーヌ・グリーズマンは、今やアトレティコには欠かせない点取り屋となっている。しかしスペイン『マルカ』によると、グリーズマンはまだ自身のキャリアで最高の状態に到達したわけではないと感じており、もっと高みを目指せると語っている。
「僕はもっと良い選手になるために毎日努力している。もし成長できれば僕はチームにもっと多くのことを与えられるし、チームの全ての面を向上させることができる。チームメイトや監督が僕のことを信頼してくれているのは知っている。彼らは、僕から多くのゴールとアシストが生まれるのを期待しているからね」
「これが僕のベストか? それは分からない。僕は非常に良いスタートを切ったし、ベストな状態が来ることを願っている。僕はもっと自信を持ち、完璧な選手になれると感じているんだ」
来年に迫った母国フランスで行われるEURO2016のことを考えても、グリーズマンはさらにもう1段階上のレベルの選手になりたいと考えていることだろう。それはフランス代表の願いであり、アトレティコで見せている得点力を代表にも持ちこんでもらう必要がある。レアル・ソシエダからアトレティコのエースとなり、そしてカリム・ベンゼマと並んでフランス代表のエースになり、さらに今度は世界のエースになることを狙っている。
ただし、グリーズマンはアトレティコの選手やコーチ陣から求められているものがスター選手のようにハイレベルなものだと感じており、それが少しストレスになっている部分もあるという。世界レベルの点取り屋になるためにはそうしたストレスも跳ね除けていかなければならないが、ここからグリーズマンはさらにギアを上げてアトレティコを上位へ導いてくれることだろう。