ブンデスリーガ第9節が17日に各地で行われ、ブレーメンとバイエルン・ミュンヘンが対戦した。
ホームのブレーメンは現在14位。怒涛の8連勝を飾った王者バイエルンをホームに迎えての一戦となった。バイエルンは代表ウィーク中にゲッツェ、コマンが負傷し、チームを離れている。各国代表選手が所属しているだけに、チーム全体の疲労が懸念された。
しかし、厚い選手層を持つバイエルンは序盤からブレーメンを圧倒する。23分、ボールを持ったチアゴがディフェンスラインの裏に抜け出したミュラーに浮き球のパスを送ると、これをミュラーが巧みなコントロールで受け、冷静にシュートを決めた。
先制を許したブレーメンはユヌゾビッチのFKなどセットプレイからゴールに迫ったものの、1点ビハインドで前半を終えた。
先制点を挙げたミュラーは49分にもベルナトの左サイドからのクロスに飛び込んだが、今度はゴールならず。続く51分にはレヴァンドフスキがゴール前で合わせたが、こちらも得点とはならない。
ブレーメン最大のチャンスは67分。ウジャがバイエルンのボックス内でボールを受け、シュートを選択。しかし、これはGKノイアーがブロックし、同点弾を挙げることができなかった。
代表ウィーク明けでパフォーマンスにキレがなかったバイエルンだが、このままタイムアップを迎え、開幕からの連勝を9に伸ばした。これはブンデスリーガの新記録となる。
[メンバー]
ブレーメン:ヴィートワルト、ガルシア、ガルベス、ムロンゴティ、セラシエ、フリッツ(→ピサロ 78)、ユヌゾビッチ、バルテルス、バルグフレーデ、ウジャ、ロレンツェン(→エツトゥナリ 69)
バイエルン:ノイアー、ラフィーニャ(→キンミッヒ 78)、ボアテング、ラーム、チアゴ、アロンソ、ベルナト、ビダル、ミュラー、アラバ、レヴァンドフスキ
[スコア]
ブレーメン 0-1 バイエルン・ミュンヘン
[得点者]
バイエルン・ミュンヘン:ミュラー(23)