今夏にバイエルンFWトーマス・ミュラーなど、ストライカーを追いかけていたマンU。ついにネイマール獲得報道が流れたときには、誰もが「それはないだろう」と思ったことだろう。だが、英紙『デイリー・メール』によると、ネイマールの父親であるネイマール・ダ・シルバ氏は今夏に息子に対してオファーがあったことを認めている。
「マンUからバルサに対するオファーがあったが、バルサ側はネイマールを売るつもりはないと答えたんだ。我々にもマンUからのオファーに興味はあるかと聞いてきたが、こちらもないと答えた。息子は3年の契約が残っているし、バルセロナは販売していないよ」
一方、 同メディアはマンUがネイマールの獲得に失敗したことで、モナコFWアントニー・マルシャル獲得に動いたと伝えている。マンUは今夏にロビン・ファン・ペルシー、ラダメル・ファルカオを放出。最終的にはハビエル・エルナンデスも放出し、ストライカーと呼べる選手はウェイン・ルーニーしかいない状態となった。ここにネイマールを狙っていたようだが、結局はマルシャルに3600万ポンド支払うことになり、ファン・ハールのストライカー探しはひとまず落ち着いたと伝えられている。
そのマルシャルがリーグ戦4試合で3ゴールと好成績を残しているため、この補強は成功だったと言えるだろう。ネイマールが加入していた場合のマンUも気になるところだが、あまりに無謀なオファーだったようだ 。