親善試合イラン戦を控えるサッカー男子日本代表は12日にテヘランで最終調整を行い、アジアのトップチームとの対戦に備えた。ヴェヒド・ハリルホジッチ監督の前日会見でのコメントをJFA(日本サッカー協会)公式サイトが伝えている。
「私が日本代表に就任して以来、最も難しい試合となるだろう。かなり良いテストになるので、しっかりと解答しなくてはならない」
対戦相手のイランはFIFAランキングでアジアトップとなる39位。今年6月のウズベキスタン戦から数え、代表戦5試合で黒星のないアジアの強豪だ。ハリルホジッチ監督は相手の印象について、「空中戦も守備も強い。フィジカルで戦わなくてはならない」と話し、警戒を強めた。
親善試合のイラン戦では8日のシリア戦と異なり6人まで選手交代を行うことができる。多くの選手の出場が見込まれるが、ハリルホジッチ監督も「国際経験が浅い、特に日本でプレイしている選手がアウェーでどれぐらいやれるかを見てみたい」と話し、国内組の積極的な起用を明かした。
試合は日本時間13日22時30分キックオフ予定。