リヴァプールの指揮官に就任したことが決定した元ドルトムント指揮官ユルゲン・クロップは、ドイツ人史上2人目のプレミアリーグ監督となった。
『デイリー・ミラー』によると、初めてドイツ人指揮官がプレミアリーグにやってきたのは過去にヴォルフスブルクで日本代表MF長谷部誠、シャルケで内田篤人を指導したフェリックス・マガトで、2014年2月14日にフラムの指揮官に就任し、不調に喘ぐチームを立て直すことが期待されていた。
しかし状況は良くならず、結局は2部に降格した。成績は20試合で4勝4分12敗と散々な成績で、就任からわずか7か月で解任されている。サンプルがマガトしかいないのでドイツ人指揮官がプレミアリーグで通用するかどうかを判断するのは難しいが、クロップはプレミアで初めて成功を収めるドイツ人指揮官となることが期待されている。
昨季はドルトムントで苦しんだが、クロップはブンデスリーガで133勝を収めている。同メディアも昨季の苦労は忘れようと伝えており、ブンデスリーガとチャンピオンズリーグで成功を収めたクロップを歓迎している。マガトと同じシーズン途中からの指揮となるが、クロップはリヴァプールをチャンピオンズリーグ出場圏内まで導けるか。