リーグ戦8試合が終わった時点で1ゴールと、昨季とは程遠いパフォーマンスとなっているチェルシーFWジエゴ・コスタは、自身がベストの状態ではないと分かっている。
『デイリー・メール』によると、コスタは昨季から太りすぎたと語っており、動きが鈍くなっていることが今季の低調なパフォーマンスに繋がっている。
「正直に言うと、5〜6週間前の僕はベストな状態ではなかった。少なくともフィジカル的にはね。僕は昨シーズンの終わりに負傷し、そのままバカンスに入った。ダイエットとは無縁の食生活をし、戻ってきた時には太りすぎていたんだ。それがゲームに影響を与えたと思う。自分たちが100%ではないことは分かっている。僕たちはバカンスから戻ってきた時、また昨季のように戦えると思っていた。でも実際に始まってみると、チームはすでに悪い状況に陥っていたんだ」
プレミア2年目でコスタのプレイが相手DFに読まれてきた部分もあるはずだが、太りすぎによるスピードの低下でDFを振り切ることが出来なくなってきている。今の見た目の方が荒ぶるコスタらしいと言えばそれまでだが、昨季はもっとスマートな体型だった。成功を収めた後のバカンスで暴れすぎてしまうことはよくある話だが、コスタも暴飲暴食を繰り返していたようだ。
パフォーマンスが上がらないエデン・アザール、セスク・ファブレガス、スピード不足を指摘されるブラニスラフ・イヴァノビッチとジョン・テリー、昨季のように動けないネマニャ・マティッチ、そして太りすぎたコスタ……。昨季の優勝に貢献したほとんどのメンバーが何かしらの問題を抱えているチェルシーは、下位に沈んでいても仕方がないということか。