ザッケローニまで本田に苦言「今回の発言は間違っていた」

クラブ内部で解決すべきと語る

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本田の発言に対し、クラブ内で言うべきだったとするザッケローニ photo/Getty Images

自身が起用されない理由や、シニシャ・ミハイロビッチ監督がクラブの苦戦を選手の責任にしていること、イタリアのサッカーファンが勝利にしか目が向いていないなど、珍しく愚痴のようなものをこぼしたミラン所属の日本代表MF本田圭佑。発言の内容はそれほど間違ったものではなかったが、『Football Italia』によると、今回の一件について本田をよく知る元日本代表監督アルベルト・ザッケローニ氏も本田の発言を間違った行為だったと語っている。

「本田はいつも自分よりも前にチームのことを優先して考える偉大なプロフェッショナルだ。だから彼の今回の発言も誰かのために言ったことだろう。適切な発言だったかもしれないが、私はこういったことはクラブの中で行うべきだと思う。選手たちはチーム内でこういったことを話すべきで、メディアを通して他人の仕事を批判するようなことは避けるべきだ。彼の今回の行動は間違っていたよ」

また、同氏は現在のミランが抱える問題点についてもコメントしている。

「今のチームにはバランスが欠けている。1週間で選手の役割は変わるし、固定されていない。特に中盤は急いで手を加えるべきポイントで、攻守の両面において重要だ。ミハイロビッチには時間を与える必要があるが、中盤は求められているほど走れていない。4-4-2で戦う場合、このシステムはライン間にスペースを与えやすく、現代サッカーにおいて多くの欠陥を持っている。ただ、現代サッカーではより走ることでこうした欠点を隠すこともできるんだけどね」

恐らくイタリア人のサッカー関係者で最も本田をよく知るであろう人物も、今回の発言には苦言を呈した。本田はミランと代表で全く活躍の度合いが違うが、本田の言うようにミランに明確な構造がないのは確かだ。ナポリのようにチームとして攻守両面の形が必要との発言で、現代サッカーではそれがないと戦えない。それができないのであれば、本田の言うようにスター選手をかき集めるしかない。現在のミランがそのどちらもできていないと感じ、本田は心の声が口を突いて出たのだろう。ただし、ザッケローニ氏の言うようにクラブ内部で話すか、心に留めておいた方が良かったのかもしれない。

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