今夏惜しまれながらも母国アルゼンチンのボカ・ジュニアーズに戻ったFWカルロス・テベスがイタリアに復帰するかもしれない。
『スポーツメディアセット』によると、財政難に陥っているボカがテベスへの給与を3か月間支払えていない状況にあり、契約解除へ向けて動いているようだ。これを受けてブラジルのコリンチャンスが獲得に興味を示したが、こちらもすぐにお金を用意出来るわけではないという。
そこで浮上したのがユヴェントス復帰だ。開幕から調子が上がらなかったのはテベスを含め、アンドレア・ピルロ、アルトゥーロ・ビダルら主力が抜けたからだと言われていたように、彼ら3人の不在は確かに響いている。前線ではマリオ・マンジュキッチ、シモーネ・ザザ、パウロ・ディバラが加入し、昨季大ブレイクしたアルバロ・モラタがエースとなっているが、ユヴェントスとしてもテベスの復帰は歓迎だ。
テベスはボカに復帰してから13試合で8ゴールを挙げており、得点力は全く衰えていない。年齢も31歳とまだ2,3年は欧州のトップレベルでプレイすることが可能で、即戦力として計算できる。同メディアによるとユヴェントスはすでにテベスの復帰へ向けて動き始めている模様で、早期復帰が実現するかもしれない。