10月のW杯予選でA代表初選出を果たしたFW南野拓実(レッドブル・ザルツブルク)は6日にオマーンのマスカットで行われた合宿2日目で合流し、練習に汗を流した。JFA(日本サッカー協会)公式サイトが練習後のコメントを伝えている。
念願のA代表だ。南野は選出について「小さいころから憧れてきた場所。レベルが高い選手たちとやれて嬉しい」と喜び、「自分もパスを要求し、自分の動き出しを知ってもらうために練習からアピールしていきたい」と話した。
所屬するザルツブルクではサイドハーフなどでプレイし、既に6ゴール(リーグ2位)を挙げるなど、急成長を見せている。試合が行われるオマーンのピッチは気温が35度近くまで上昇するが、「今日、体を動かしたから慣れていくと思う」と話し、気候への適応に自信を見せた。
サイドは宇佐美貴史、原口元気、武藤嘉紀、そしてベテランの本田圭佑といった実力者がポジションを争う激戦区だが、気鋭の20歳に出場機会は訪れるだろうか。
試合は日本時間8日22時キックオフ予定。