ミラン会長”お膝元”メディアは本田発言を批判 「ワーストプレイヤーであったにも関わらず監督を攻撃」

クラブは不振の原因に向き合うべき

クラブは不振の原因に向き合うべき

クラブの問題を指摘した本田に対し、ミランは根本的な問題を考えるべきではないだろうか photo/Getty Images

0-4で大敗を喫した7節ナポリ戦後、本田圭佑が発したクラブ批判のコメントは瞬く間に本国イタリアでも報じられた。だが、その報道のされ方には各メディアで違いが見られた。

ミラノに本拠地を置く大手紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「ミランよ、マンチェスター・シティかパリ・サンジェルマンのように投資するか、あるいはリセットするかだ」という見出しを付け、ミランの選手獲得についての批判をピックアップし、大金を投じなければ再建はできないというメッセージを伝えた。同紙は本田の発言を引用したうえで、「これらの言葉は正しい目的のために言われた。これをミランはどう受け止めるだろうか」と、冷静に分析している。

一方で、「ミラン、本田が爆発。『クラブはもっと大金を使わなくてはならない』」という見出しを付けたのが、ミラン会長ベルルスコーニ氏が所有する『メディアセット』社の傘下、『スポーツ・メディアセット』だった。

同媒体は本田のクラブ批判と合わせてミハイロビッチ監督への攻撃、「なぜ自分が使われないのか分からない。監督に選択理由を聞いて下さい」という部分を強調。その中で、「今シーズン327分間プレイし、ミランの中でワースト選手の一人であったにも関わらずミハイロビッチに護られてきた」と本田を評し、「この怒りの噴出は予期しないものであり、今後確実にロッソネリ(ミラン)の中で良くなることはないだろう」と今後の立場を厳しく予想している。

本田がミハイロビッチ監督のもとでプレシーズンからトップ下で多くの出場時間を与えられてきたこと、その中で具体的な数字、アシストやゴールを決められなかったことは事実だ。だが、13-14シーズンから数えてミランが2シーズン連続でチャンピオンズリーグ出場権を逃し、不甲斐ないサッカーを見せてきたこと、今夏100億円を投下して選手を獲得しても11位に着けていることもまた事実だ。クラブ、サポーター、メディア全てを敵に回してでも自らのミランへの主張を通した本田に対し、ミランは不振の根本的な原因を考えるべきではないだろうか。

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