4日のエバートン戦後に解任されたブレンダン・ロジャース監督の後任としてリヴァプールを率いることが有力視されていた元ドルトムント監督、ユルゲン・クロップ氏だが、いよいよその交渉が大詰めを迎えている。
英『BBC』は6日、「リヴァプールのクロップ招聘が間近に迫る」と報じ、現在行われているクラブと監督側の交渉が今週中に終わる見込みであると伝えた。同メディアによれば、クロップはリヴァプールと3年契約を結び、ドルトムント時代の同僚であるゼリコ・ブバチ、ペーター・クラヴィツの2人のコーチを引き連れてイングランドに渡る。
クロップ監督は08-09シーズンから7シーズンに渡ってドルトムントを指揮。就任前に13位だったチームを見事立て直し、10-11シーズンから翌シーズンにかけてブンデスリーガを連覇。12-13シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ決勝進出まで果たしたドイツ屈指の名将だ。
特に若手選手の育成で高い評価を得ており、以前からリヴァプールからの関心が伝えられていた。今年5月末を以ってドルトムントの監督を退いてからは休養を宣言していたが、名門復活のために早期の復帰を果たすことになった。