「ヴェンゲルの必死に追いすがるやり方は学生サッカーのよう」英メディアが厳しく批判

やられてから奮起するヴェンゲル

やられてから奮起するヴェンゲル

アーセナルを率いるヴェンゲル監督 photo/Getty Images

アーセナルが相手に失点を許し、そこから追いつこうともがき苦しむ流れは現代のチャンピオンズリーグでは定番となってしまった。オリンピアコス戦では2度同点に追いついたが、結局は2-3で振り切られた。『ガーディアン』はアーセン・ヴェンゲルがそろそろCLの戦いに慣れないといけないと伝えており、普段と同じスタンスで試合に臨むやり方を学生サッカーのようだと批判した。

ヴェンゲルはペトル・チェフをベンチに置いてダビド・オスピナを起用したが、これも経験を活かせていない。オリンピアコスを格下と考えてターンオーバーを導入したのかもしれないが、オリンピアコスには2012-13シーズンのグループステージで1-2、2011-12シーズンにも1-3で敗れている。戦力的には格下かもしれないが、万全の準備で試合に挑む必要があった。逆にオリンピアコスはアーセナルを最大限リスペクトし、組織的に戦って勝利を掴み取った。同メディアは集中して戦えば今のアーセナルになら勝てると述べている。

また、必死に追いすがる展開もいい加減やめなければならない。昨季は決勝トーナメントでモナコ相手にホームで1-3と敗戦。第2戦で2-0と挽回したが、追いつけなかった。さらに典型的なのは2011-12シーズンの決勝トーナメント1回戦のミラン戦で、第1戦を0-4で落とし、第2戦に奮起して3-0と勝利した。しかし勝者はミランだ。一体いつまでこのやり方を続けるつもりなのか。

今回のグループステージの戦いぶりも、過去に似たようなことがあった。2003-04シーズンはグループステージ3試合を消化して勝ち点は1。突破は不可能と思われた。しかしアーセナルはそこからお得意の奮起を披露し、グループステージ初戦で0-3と手痛くやられたインテルを、アウェーでの2度目の対戦で5-1と粉砕してみせた。結局インテルがグループステージで消え、アーセナルは1位でグループを突破した。今季は、ここからバイエルン相手に必死の奮起を見せなくてはならない。

学生サッカーのような追い上げは見ていて楽しいが、後で見れば寂しい。そろそろヴェンゲルも大人のサッカーに切り替える時ではなかろうか。

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