首位インテルとの直接対決で4-1の大勝を収め、首位に立ったフィオレンティーナ。ヴィンツェンツォ・モンテッラ監督に代わって今シーズンから指揮を執るパウロ・ソウザ監督は、この結果に満足感を示した。
「試合をうまくスタートすることができた。チームはシーズン開始から攻撃面でも、守備面でも継続性を発揮しているね。他のチームが我々よりも多額の投資を行ってきたことは既に話したが、遠慮するつもりは一切ない。自分たちにはクオリティがあり、どの試合にだって勝てるということを知っているのだからね」
伊『スカイ』に対してそう話すソウザ監督。1999年以来となる首位の座に立ったチームを称賛し、続けて自らのサッカー観についても話した。元ポルトガル代表MFである監督はユヴェントス、インテルといったクラブでプレイした経験を持つ。
「自分のサッカーに対する考え方は、現役時代からの影響を大いに受けている。試合を支配するにはボールをコントロールするということ、そして同じくらい守備が大切だということをね。それらを私はイタリアでプレイした期間に学んだよ」
また、中盤で成長を続けるクロアチア代表MFミラン・バデリには称賛の言葉を贈った。
「彼は自分のポジションへの理解が深まるごとに向上している。彼はボールを持ってプレイすることを好み、動きの中に関わっていくんだ。それは攻撃だけじゃなく守備でも我々を助ける重要な役割だよ」