ブンデスリーガ第7節が27日に行われ、MF長谷部誠が所属するフランクフルトとFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンが対戦し、1-1で引き分けた。長谷部はフル出場、原口は88分に途中交代でピッチを退いている。
試合はホームのフランクフルトが先制した。21分、CKからマイアーが頭で押し込み、今季4点目を挙げる。昨季19ゴールを挙げて得点王に輝いたエースは、4月に膝の手術を行い、8月に復帰したばかりであるにも関わらず絶好調だ。
右サイドハーフで先発した原口は、前半こそボールに絡めなかったものの、後半にポジションを左サイドに移してから存在感を見せる。59分には得意のドリブルからイビシェビッチにラストパス。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWはこれをしっかりと決めたが、判定はオフサイド。最終ラインに残っていたフランクフルトの選手は長谷部だった。
このまま試合終了かと思われた82分、試合が動く。相手のクリアミスを拾ったヘルタMFダリダが冷静にゴール隅を狙ったシュートで同点にすると、そのまま試合終了の笛が鳴った。両チームは勝点1ずつ手にしている。
独『ビルト』が試合後に発表した速報採点(1が最高点、6が最低点)では、長谷部、原口ともに「4」とやや厳しめの採点が付けられている。